在庫の数字が合わないとき、全商品を最初から見直すと、
どの商品で何が違うのか分からなくなることがあります。
価格の更新結果や注文の配送状況も同時に気になるなら、
まず異常や未解決の項目がある商品を一つ選び、記録をつなぐことから始めます。

この記事では、商品、数量、価格、注文の順に、
最初の一件で確認することを整理します。
各販売先や連携ツールの表示数量の計算方法を説明するものではありません。

1.自社の管理番号から同じ商品を探す

自社の管理番号を起点に、販売先の商品と仕入先の商品を対応させます。
SKUだけでなく、色・サイズ・状態を確認してください。
商品名が似ていても、違うバリエーションの数量を一つにまとめません。
対応が確認できない商品は「未確認」とし、
販売先と仕入先のどの画面を誰が確かめるかを記録します。
最初の一件を決めるときは、在庫ゼロ、急な価格変更、連携の失敗、
更新後の表示違いなど、影響が分からない商品を優先します。

2.数字の意味と取得時点をそろえる

販売先、仕入先、連携ツールで表示される数量に、
確保済みの注文や保留中の商品が含まれるかをそれぞれ確認します。
今朝の仕入先情報と前日の販売先情報を、同じ時点の数字として比べないよう、
取得日時と、分かる場合は元情報の更新日時も残します。

仮に社内で現物8個、未発送の注文へ確保した2個、別途保留する1個を確認したとしても、
すぐに「販売へ回せるのは5個」と決められるとは限りません。
2個と1個が重複せず、現物8個に差し引き済みではないこと、
実際に発送へ回せることを確かめてから判断します。
この例は社内の記入方法であり、Shopeeなどの表示数量の計算方法ではありません。

発送に回せる数量が確かめられない場合は、
出品数を増やさず、社内で決めた対応手順に沿って確認します。

3.価格の根拠と変更後の表示を残す

価格を見直すときは、仕入価格、送料、販売先で発生する費用、換算条件を分けて記録します。
具体的な料率や負担条件は、自社が販売する国・商品・契約に対応する情報で
確認してください。
確認できていない条件を推測や0円で埋めません。

在庫数や価格を変更した後は、対象の商品・バリエーションに意図した値が
反映されたかを確かめます。
更新した日時と、表示を確認した日時は分けて記録します。
表示が違う場合は、処理結果を残し、原因が分からないまま同じ更新を繰り返しません。

4.関連する注文があれば配送と入金までたどる

対象商品に注文がある場合は、注文ごとに社内の照合番号を付け、商品・数量、配送方法と
締め時刻、実際の手配状況、関連書類、入金明細の参照先をつなぎます。
「発送予定」と「手配済み」は別の状態として扱います。

複数注文が一つの入金明細にまとまっている場合は、
対象期間と対象注文を特定してから照合します。
差の原因を推測で確定せず、次に確認する明細や書類と担当者を残します。

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物販・EC運用チェックリストの「在庫と発送」で、在庫や発送に関する確認項目を見直せます。

点検の終わりは、すべての欄を「完了」にすることではありません。
「未確認」「確認中」の項目に、次の作業と担当者が残っているかを見直してください。
外部へ状況を説明する際は、顧客名、注文者の連絡先、
パスワードなど不要な情報を含めないでください。

在庫・価格・注文の確認手順と無料チェックリストをまとめて見たい方は、「越境ECの在庫・価格・注文を整理する|無料チェックから始める実務記録」をご覧ください。

在庫・価格・注文の不一致で困っている場合は

在庫数が合わない、価格変更が反映されない、注文と配送記録が対応しないなど、越境EC運用の問題を一件ずつ整理します。

対象商品、販売先、確認日時、現在分かっていることと未確認事項を整理してお知らせください。

対応可能な範囲や費用・日程は、内容を確認したうえで個別にご案内します。

※特定のECサイトや連携ツールの動作、すべての問題の解決を保証するものではありません。

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