単品Aと単品Bをそれぞれ販売しながら、
「Aを2個+Bを1個」のセット品も掲載しているとします。
Aが5個、Bが3個あるとき、セット品は何個販売できるでしょうか。

AとBの在庫を足して8個と考えることはできません。
セット品の構成と、単品注文に使われていない数量を確認してから、
販売できるセット数を出します。

結論:構成品ごとに数える

セット品1個に必要なA・Bの数量を商品登録と現物で照合し、
それぞれの引当可能数を必要数で割ります。
この例ならAは5÷2で2セット分、Bは3÷1で3セット分です。
両方をそろえられるのは少ない方の2セットです。

これは未引当で販売可能なAが5個、Bが3個あると仮定した計算例です。
すでに注文へ確保した分、検品待ち、別の出荷元の商品などは、
各構成品の数を出す段階で区別してください。

1. セットの中身と数量を照合

まずセット品のSKUに対して、Aを2個、Bを1個使う登録になっているか確認します。
色・サイズ違い、単品とセット品で異なる商品コード、販売先ごとの掲載商品IDも照合します。
同じ商品名でも、別のバリエーションなら必要な現物は異なります。

ロジクラの公式ヘルプは、登録した単品を組み合わせてセット品を作り、
構成品の在庫からセット品の理論在庫を算出する仕組みを説明しています。
CROSS MALLの公式案内も、セット品と単品の構成を登録すると双方の在庫更新を
連動させる例を示しています。いずれも各サービスの機能例です。

セットを事前に組み立て、別のSKUとして独立した現物を保管する運用なら、
構成品の単品在庫にも同じ現物を残したまま数えないようにします。
どの在庫記録が現物を表しているかを先に決めてください。

2. Aが5個・Bが3個なら2セット

仮の例:セット品1個にAを2個、Bを1個使います。各商品の引当可能数はAが5個、Bが3個です。

  • A:5÷2=2セット分、Aが1個余る
  • B:3÷1=3セット分
  • 両方をそろえられる数:2セット

片方の構成品が多く残っていても、足りない方を補わない限りセット数は増えません。
また、確認画面に表示された数がすでに引当分を除いた「販売可能数」なら、
その引当分を二度差し引かないでください。数値の定義は利用中のサービスで確認します。

CROSS MALLの公式案内には、商品Aを2個、商品Bを3個使うセットの在庫数を、
各構成品から算出する例があります。
必要数が1個ずつとは限らないため、セットの登録内容を見て計算します。

3. 単品が売れたら再計算する

上の例で、セット品より先にAが単品で2個売れ、引当されたとします。
Aの引当可能数は5個から3個へ変わり、Bは3個のままです。

  • A:3÷2=1セット分、Aが1個余る
  • B:3÷1=3セット分
  • 新たに販売できるセット数:1セット

その後セット品が1個売れれば、Aを2個、Bを1個使うため、Aは1個、Bは2個になります。
この時点ではAが2個そろわず、次のセットは販売できません。
単品とセット品を別々の現物として足し合わせないことが重要です。

実際の在庫減少や販売先への反映時点は、使うサービスと設定で異なります。
注文が重なった場合は「同時注文の在庫引当を確認」の順番で、
注文番号、引当、表示の更新時刻を確認してください。

4. 掲載と出荷で確かめる

セット品の登録後は、構成品A・BのSKUと必要数、セット品の計算結果、
単品を売った後の更新結果、各販売先の表示を順に確かめます。
使うサービスに検証用の登録・表示確認手順があるなら、
それに従って少数の商品で確認します。

出荷時には、注文上のセット品1個に対し、
ピッキング対象がA2個・B1個になっているかを見ます。
ロジクラの公式ヘルプでは、セット品の注文を構成する単品に分けて
出荷情報へ反映する例が示されています。
ただし、他サービスや連携設定でも同じ動作とは限りません。

セット品や単品の表示数が合わない場合、構成品の在庫だけを手動で直す前に、
商品登録、引当、出荷、在庫連携の履歴を追います。
複数の販売先へ出す数量を見直すときは「販売先別の在庫数を決める」も参考にしてください。

まとめ:単品からセット数を出す

セット品は、構成する単品のうち先に足りなくなる商品で販売できる数が決まります。
Aを2個、Bを1個使うなら、AとBそれぞれの引当可能数を確認し、
単品の注文後にも計算し直します。

最初の一商品で「セットSKU/構成品SKU/各必要数/各引当可能数/計算したセット数/
単品注文後の表示」を一行に記録してください。
確認欄を残す際は無料の運用チェックリストも参考にしてください。

構成品の一部が欠品した場合は、新規販売の表示と受注済みの注文を分けて確認します。対応の順番は「セット品の欠品対応」で整理しました。

参考資料

参考資料は各サービス固有の操作例です。
本文の確認順は特定の在庫管理サービスの利用を前提としません。

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