
Amazonで同じ商品を扱っていても、FBAと出品者出荷では商品を保管する場所が違います。
自社倉庫からFBAへ送った数を、自社発送で使える現物として残したままにすると、
他の販売先との共用在庫を多く見積もってしまいます。
この記事では、Amazon公式が案内する二つの出荷方式を前提に、
現物、納品中、注文に使う数を分ける順番を整理します。
FBAの細かな状態表示や利用条件は、現在のセラーセントラルで確認してください。
結論:保管先ごとに一行で管理
まず商品と出品SKUの対応を確認し、保管先を「自社倉庫」と
「Amazonフルフィルメントセンター」に分けます。
自社から発送したがFBAで受領されていない分は、移動中として第三の行に置きます。
そのうえで各場所の注文引当と販売可能数を照合します。
Amazon公式の初心者ガイドでは、出品者出荷は出品者が自分で保管して顧客へ発送し、
FBAはAmazonのフルフィルメントセンターへ商品を預けて梱包・発送を任せる方法と
説明されています。
1. SKUと出荷方式を確かめる
同じ商品名でも色、サイズ、状態、セット数が違えば、引当可能な現物は別です。
出品SKU、商品状態、現在設定している出荷方式、自社の保管場所を記録します。
自社発送の商品が4個ある一方、FBAで保管されている商品が3個ある場合、
帳簿上の合計が7個でも、自社倉庫から別の注文へ出せる数は最大4個です。
この4個にもAmazon以外の未発送注文への引当があれば、さらに分けて確認します。
2. 納品中と受領済みを分ける
FBA向けに箱を出した時点で、その商品は自社倉庫の棚から離れます。
一方、Amazonへ送ったという事実だけで、
FBAで販売できる状態になったと決めつけないでください。
Amazon公式の案内では、納品プラン、納品、配送状況の確認をセラーセントラルで行えます。
たとえば自社倉庫に5個あり、そのうち2個をFBA向けに発送したなら、自社倉庫の現物は3個、
移動中が2個です。
FBAで販売可能と表示された数は別途確認し、移動中の2個を自社発送の販売可能数に残さず、FBAの販売可能数へも手動で足しません。
実際の状態はセラーセントラルの表示で確かめます。
3. 注文引当を確認
自社倉庫の現物から出品者出荷の注文に割り当てた数と、
他の販売先の注文に割り当てた数を確認します。
注文が成立していても出荷前なら、物理的に棚にあることと新しい注文に売れることは別です。
FBAについては、セラーセントラルのFBA在庫管理ページで状況を確認します。
自社倉庫とFBAの数字を一つの「在庫あり」にまとめず、
出荷方式ごとに更新後の表示を確かめてください。
4. 併用時の記録を残す
最低限、SKU、保管先、自社倉庫の現物、FBAへ移動中、FBAで確認できた数、
未発送注文の引当、確認時刻を残します。
変更を加えたら、セラーセントラルと自社の管理表を再度照合します。
同時に他モールでも同じ自社在庫を販売するなら
「同時注文の在庫引当を確認」の手順も参照してください。
FBA在庫を返品後に再販売できるかは別の判断です。
「返品商品の状態を確認して在庫に戻す」で状態確認を整理しています。
まとめ:移動中を二重に数えない
AmazonのFBAと出品者出荷を併用するときは、商品ごとに保管先と出荷方式を確かめます。
自社倉庫、FBAへ移動中、FBAで確認できた在庫を別に記録し、
それぞれの注文と販売表示を確認しましょう。
参考資料
FBAの状態名と出荷方式の変更操作は、
利用中のセラーセントラルと最新の公式ヘルプで確認してください。



