
Lazadaで「倉庫には在庫があるのに販売可能数が少ない」と感じたら、
総数をそのまま上書きする前に注文状態を確認します。
同じSKUでも、購入できる数、未払い注文のために一時確保された数、
支払い済み注文に割り当てられた数は意味が違います。
ここではLazadaの公式Open Platform資料にある在庫の考え方を、日本語で整理します。
連携の項目名は在庫の仕組みを説明するために使います。
セラー画面に同じ項目がすべて表示されるとは限らず、
操作方法は出店先と契約に応じて確認してください。
結論:総数と販売可能数を分ける
まず、対象の販売者SKUと倉庫を特定します。
次に、未払い・支払い済み・キャンセル済みの注文、キャンペーンへの参加を照合します。
最後に、販売可能数と実際の現物数を確認し、どの時点で差が生じたか記録します。
Lazadaの資料では、SellableQuantityは買い手が購入できる数、WithholdQuantityは未払い注文で一時確保した数、OccupyQuantityは支払い済み注文で確保した数として説明されています。
「総在庫が10個」と「今、買い手が購入できる数が10個」は同じ意味ではありません。
1. SKUと倉庫をそろえる
商品名だけで比較せず、販売者SKU、色・サイズなどのバリエーション、
出店先の国・店舗を記録します。
複数倉庫を利用している場合、Lazadaの資料では倉庫ごとの在庫は独立して扱われます。
ある倉庫の余りを、別の倉庫の注文へすぐ使えると決めつけないでください。
まず「どのSKUの、どの倉庫の数か」を確定すると、異なる行を比べるミスを減らせます。
実物を数えた日時と画面を見た日時も並べて残します。
2. 未払いと支払い済みを確認
Lazadaの公式資料では、買い手が注文した段階で未払いのための確保が生じ、
支払いが済むと別の確保区分に移る流れが説明されています。
注文がキャンセルされた場合の戻り方も示されています。
たとえば、現物が10個あり、未払い注文で1個、
支払い済みの未発送注文で2個が確保されていれば、
単純に10個すべてを新しい注文に回せるわけではありません。
この数値は説明用の例です。実際の販売可能数はLazadaの画面と注文履歴で確認します。
未払い注文が消えたときも、戻ったと推測して即時に数を増やさず、
注文の状態と表示を見直してください。
3. キャンペーンと更新方法を確認
Lazadaの資料には、キャンペーンで確保される在庫も記載されています。
キャンペーンで確保された数を下回る販売可能数や、未払い注文・支払い済み注文・
キャンペーンで確保された数の合計を下回る総数には変更できません。
エラーが出たら同じ更新を繰り返す前に、対象SKU、倉庫、キャンペーンの確保分、
入力した数の意味を確認します。
連携資料には販売可能数を直接更新する方法と、総数を扱う方法が別にあります。
その違いを確かめずに「現物10個」をどの欄にも入力すると、
意図しない表示になる可能性があります。
セラー画面での操作と連携ツールの操作を混同せず、
現在の公式ヘルプと利用中のツールの仕様で確かめてください。
4. 修正前後を残す
変更が必要と分かったら、変更前の画面、注文番号、現物の数、変更理由、
変更後の表示、確認時刻を記録します。
原因が不明な差を消すためだけに数字を合わせると、次の注文時に同じ差が再発します。
棚卸しとの差異を調べる一般的な順番は「棚卸しの在庫差異を調べる」を参照してください。
まとめ:数の名前と時点を合わせる
Lazadaの在庫は、SKUと倉庫をそろえたうえで、販売可能数、
注文で確保された数、キャンペーンの影響、現物を照合します。
数字が違う理由を記録してから必要な変更を行い、更新後の表示まで確認しましょう。
参考資料
- Lazada Open Platform「Inventory calculation logic」(英語)
- Lazada Open Platform「LazOP 2.0 Overview」(英語)
- Lazada Open Platform「Get Products」(英語)
これらは開発者向けの在庫仕様資料です。
本文は利用中のセラー画面に同じ項目が表示されることや、
特定の連携を使うことを前提にしていません。



